GDScript の概要
Godot Engine で使用される主要なスクリプト言語である GDScript のチュートリアルへようこそ! このチュートリアルでは、GDScript の基本と、Godot ゲームにインタラクティブ性とロジックを追加する方法について説明します。
GDScriptとは何ですか?
GDScript は、Godot Engine で使用するために特別に設計された、動的に型指定される高レベルのスクリプト言語です。構文は Python に似ており、Godot 環境内での使いやすさとパフォーマンスが最適化されています。GDScript は、そのシンプルさとエンジンの機能とのシームレスな統合により、ほとんどの Godot プロジェクトに推奨されるスクリプト言語です。
変数とデータ型
多くのプログラミング言語と同様、GDScript は整数、浮動小数点、文字列、配列、辞書などのさまざまなデータ型をサポートします。GDScript で変数を宣言して初期化する例を次に示します。
var player_health = 100
var player_name = "Player1"
制御フロー
GDScript は、ゲームにロジックを実装するための if ステートメント、for ループ、while ループなどの使い慣れた制御フロー構造を提供します。GDScript の if ステートメントの例を次に示します。
if player_health > 0:
print("Player is alive!")
else:
print("Player is dead!")
関数とメソッド
関数とメソッドは、GDScript で再利用可能なコード ブロックをカプセル化するために使用されます。GDScript で関数を定義する例を次に示します。
func calculate_damage(damage_amount, defense):
var damage_taken = damage_amount - defense
return damage_taken
オブジェクト指向プログラミング
GDScript は、クラス、継承、ポリモーフィズムなどのオブジェクト指向プログラミング パラダイムをサポートします。GDScript でクラスを定義する例を次に示します。
class Player:
var health = 100
var name = "Player1"
func take_damage(damage_amount):
health -= damage_amount
結論
GDScript の概要はこれで完了です。このチュートリアルでは、変数とデータ型、制御フロー、関数とメソッド、オブジェクト指向プログラミングの概念など、GDScript の基本について説明しました。この知識があれば、Godot ゲームにインタラクティブ性とロジックを追加するスクリプトの作成を開始できます。